
今回は『資産運用をはじめよう!』の第一弾!
NISA・つみたてNISAとは?
どんな制度でシステムなの?
の疑問にお答えします!
全4回でお届けする『資産運用をはじめよう!』の第一弾
NISA/つみたてNISAは、利益に税金がかからない資産運用の制度です。
初心者でもはじめやすいので、資産運用に興味があるという方は、まずはここから始めてみましょう。
『資産運用をしてみよう!』の目次はこちら▶【資産運用をはじめよう】初心者にオススメなのは、つみたてNISA!
NISA/つみたてNISAってなに?違いは?
ニーサや、つみたてニーサって言葉は聞くけど、いまいちよく分からない
免税されるって聞いたけど、何が?
資産運用のひとつなのは知ってるけど詳しくは知らない
という方は多いと思います。
お得になるならやってみたいけど、でもよく分からないし損はしたくない!って思いますよね。
まず、この疑問に答える一番良い記事をご紹介します。
ずばり、金融庁のNISA特設サイトです。
さっそく他サイトを引用するようですが、NISAは金融庁が主導で行っている制度なので、生みの親に聞くのが一番正しく間違いがありません。
ただ、全くわかっていないと分かりにくいところもあります。
以下では、金融庁のHPと金融機関のHPを参考に、NISA・つみたてNISAの基本についてご案内します。
NISAとつみたてNISAのちがい
名前だけ聞くと、どう違うのかさっぱり!
似て非なるこの2つの制度、何が違うのでしょうか?
簡単にいうと、
NISAとは
少額からの投資を行う方のための、非課税制度のこと。
個別銘柄(株)を買うことができます。
どちらかというと、株や投資信託で資産を形成したい、通常の資産運用に対する免税制度。
つみたてNISAとは
特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための、非課税制度のこと。
個別銘柄(株)は買えません。
細く長く資産を形成するのに向いている免税制度。
このように分けることができます。
また、NISAとつみたてNISAとの違いを分かりやすくするため、NISAの方を『一般NISA』と呼んで区別しています。
もっと詳しく、違いをみてみましょう。
一般NISAとつみたてNISAのちがい早見表 | |
共通事項 | 購入可能年齢:20歳以上 |
NISAとつみたてNISAの併用は不可(どちらか一方のみ、変更は可能) | |
途中、A証券からB証券への変更することができる | |
非課税範囲:配当金、売却して得た利益(譲渡益) | |
NISA
(一般NISA) |
少額からの投資を行う方のための非課税制度 |
購入可能期間:2014年~2023年(保有は2027年まで可能) | |
非課税期間:購入した年から5年間 | |
購入可能商品:たくさんの中から選べる | |
年間購入可能額:100万円/年 | |
つみたてNSIA | 特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度 |
購入可能期間:2018年~2037年(保有は2056年まで可能) | |
非課税期間:購入した年から20年間 | |
購入可能商品:国が許可した製品 | |
年間購入可能額:40万円/年 |
5年、20年の非課税期間を過ぎたらどうなるの?
一般NISAは、保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移すことができます。
しかし、つみたてNISAは翌年の非課税投資枠に移すことができません。
どちらのNISAも、課税口座(一般口座や特別口座)に移すことが可能なので、つみたてNISAは課税口座に払い出されることになるのです。
もちろん!
その前にすべて売却することも可能ですよ。
期間が過ぎても、泡となって消えるわけではないのでご安心ください。
NISAは課税口座と住み分けが必要なので、NISA用の口座を作ります。
すでに証券会社に口座がある人でも、すぐにNISAが始められないのはこのためですね。
1人1口座の決まりがあるので、他にNISA口座を持っていないか?確認する必要があるんです。
投資にかかる費用
NISAが非課税なのはわかった。
でも、課税口座ってなに?ということで、ここで投資にかかる費用をみてみましょう!
一般NISAやつみたてNISAは非課税ですが、投資では通常、税金や手数料がかかります。

もう少し細かくいうと、通常は
『購入時』『保有中』『売却時』の各手数料+『利益にかかる税金(保有中と売却時)』
がかかるわけです。
『保有中の手数料』は『信託報酬』または『管理手数料』ともいいます。
一般NISAやつみたてNISAは、保有中に得た利益(配当金)、売却時に得た利益(譲渡益)に対する税金が免除されます。
大切なポイント!
つみたてNISAの場合、購入時と解約時の手数料はそもそも発生しません。
つみたてNISAでは、金融庁が『販売手数料は0円』『保有中の手数料(信託報酬)は1.5%以下の低コスト品のみ』と定めらています。
証券会社によってはうちの特典!というような書き方をしていますが、この手数料に関しては金融庁が定めているガイドラインに書かれています。
※ ただし、ETF(上場投資信託)はつみたてNISAでも、販売手数料1.25%以下と金額が発生します。

つみたてNISAで実際にかかるコストは、ETFを除き『保有中の手数料』のみ
そもそも手数料も、金融庁の定める低コスト品のみのラインナップ
利益に対する税金はまるっと免除
このことを覚えておいてください。
では、証券会社に違いはあるのでしょうか?
つみたてNISAに限った話でいえば、9割5分は扱ってる銘柄のちがいです。
ネット証券ならそれだって大差ありません。
そのため、サイトの使い勝手や、つみたてNISA以外をはじめたくなった場合を考えて、選ぶといいですね。
◆参考記事:つみたてNISAのはじめ方【口座を作る】オススメはネット証券!
まとめ
今回は、一般NISAとつみたてNISAのちがいについて解説しました!
つみたてNISAは、投資が数千円からできる点と、非課税である点がとても魅力的です。
iDeCoなんかも、比較的少額からできる資産形成の方法ではありますが、60歳まで引き出すことが出来ないルールがあります。
一般NISA/つみたてNISAにはそのルールはありませんね。
退職金も、年金も当てにならない現在、自分で自分の未来を守りましょう!
そのためにもまずは、少額からはじめられる『つみたてNISA』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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